井上尚弥選手のスーパーバンタム級転向後の、バンタム級の今後の展望は?

ボクシング

こんにちは!
ボクシングが趣味のリーマンパパ、ichiだよ。

今日は、井上尚弥選手のスーパーバンタム級転向後の、バンタム級の今後の展望についてまとめてみるよ。

現在のバンタム級の世界チャンピオンは誰?

バンタム級は元々、WBA&WBC&IBF&WBO、全ての団体のチャンピオンが井上尚弥選手だったんだ。だけど、2023年1月13日、スーパーバンタム級に転向するために、バンタム級のチャンピオンじゃなくなることを宣言(タイトル返上やベルト返上って言うよ)。
その時点で、バンタム級のチャンピオンは一時的に不在になったんだ(空位というよ)。

そして、現在のチャンピオンは下記の通り。

  • WBA…井上拓真選手(井上尚弥選手の、2歳離れた弟だよ。)
  • WBC…アレハンドロ・サンティアゴ・バリオス選手(メキシコ) ※2023年7月30日に、井上尚弥選手と過去2回対戦しているノニト・ドネア選手に勝って、新チャンピオンになったよ!ノニト・ドネア選手については後述するね。
  • IBF…空位
  • WBO…ジェイソン・モロニー選手(オーストラリア) ※2020年10月31日に、井上尚弥選手と対戦。井上尚弥選手が7ラウンド(⚪︎ラウンドは、⚪︎Rと略すよ)KO勝ちしているよ。

空位の団体は、ランキングが高い選手同士で王座決定戦を行うよ。
(ボクシングでは、各団体が、試合結果や内容をもとに、独自のランキングを決めているんだ。)

IBFの王座決定戦は、誰と誰が戦う?

2023年8月12日に、ランキング1位のエマヌエル・ロドリゲス選手と2位のメルビン・ロペス選手が戦うよ。

エマヌエル・ロドリゲス選手も、井上尚弥選手と戦ってるんだ。
2019年5月18日、WBSS準決勝、 WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチとしてね(井上尚弥選手がWBAチャンピオン。エマヌエル・ロドリゲス選手がIBFチャンピオンだったよ。)。

結果は、井上尚弥選手の2R1:19TKO勝利。
強烈なボディ(お腹へのパンチ)で倒したよ。

井上尚弥選手のライバル?ノニト・ドネア選手とは?

2023年7月30日の王座決定戦で、アレハンドロ・サンティアゴ・バリオス選手に敗れてしまったノニト・ドネア選手は、バンタム級時代の井上尚弥選手のライバル的な選手と言われていたよ。

なんと、世界5階級制覇しているんだ!(5階級制覇したのは、世界で5人だけ。)
1982年生まれで、井上尚弥選手とは11歳差。大ベテラン、レジェンドだね。

そんなノニト・ドネア選手は、井上尚弥選手と2度戦っているんだ。
1度目の対戦は2019年11月7日。WBSSの決勝戦(ワールドボクシングスーパーシリーズ=プロボクシングのトーナメント戦。主要4団体のチャンピオンもしくはランキング15位以内の選手が選抜されて出場するよう。)。

この時は、井上尚弥選手の12R判定勝ち。
この試合、井上尚弥選手は、2Rに右目上をカット(血が出たってこと。相手が見えにくくなるから、かなり不利になる!)してしまったんだ。
ギリギリの戦いを制した、って感じだったよ。

2度目の対戦は2022年6月7日。WBA&WBC&IBFのタイトルマッチとして行われたよ(井上尚弥選手がWBA&IBFチャンピオン、ノニト・ドネア選手がWBCチャンピオンだったよ。)。
井上尚弥選手vsノニト・ドネア選手の試合は、2回とも、さいたまスーパーアリーナで行われたんだ。
だから、この試合は「ドラマ・イン・サイタマ2」と言われたよ。

試合は、2R1:24で、井上尚弥選手のTKO勝利(テクニカルノックアウト=①両者の実力差が大きく、このまま続けると危険だと判断した場合、②負傷により試合続行が不可能だと判断した場合、③棄権を申し出た場合等に、レフェリーがその場で勝敗を決めること。この試合の場合は①。)。

実はこの試合の前、井上尚弥選手は、こんなことを言ってたんだ。

「ドラマにするつもりはない。」

その言葉通り、圧倒的強さを見せつけての決着。なにこれ、カッコ良すぎない?

まとめ

井上尚弥選手が返上したバンタム級のタイトル保持者は、下記の通り。

  • WBA…井上拓真選手(井上尚弥選手の弟)
  • WBC…アレハンドロ・サンティアゴ・バリオス選手(2023年7月30日に、井上尚弥選手と過去2回対戦しているノニト・ドネア選手に勝って、新チャンピオンになった)
  • IBF…2023年8月12日、エマヌエル・ロドリゲス選手vsメルビン・ロペス選手の勝者(エマヌエル・ロドリゲス選手は、井上尚弥選手との対戦経験あり)
  • WBO…ジェイソン・モロニー選手(井上尚弥選手と対戦経験あり)

ほとんどの選手が、井上尚弥選手と関わりを持っているね。

日本人に馴染みのある、上記の選手達が牽引していくバンタム級からも目が離せないね!

今回はここまで。

記事に間違いがあったり、他にも知りたいことがあったりしたら気軽にコメントしてね!

では!

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