こんにちは!
ボクシングが趣味のリーマンパパ、ichiだよ。
今回は、ボクシングの疑問解決シリーズだよ。
1回目は、A級B級C級とは?4回戦6回戦8回戦とは?
ボクシングに関わっていると耳にする言葉だよね。
じゃあ解説していくよ!
A級•B級•C級とは?4回戦•6回戦•8回戦とは?
じゃあ、今回も結論から。
A級•B級•C級とは、プロボクシングのライセンス(プロボクサーとして試合をしていいですよっていう許可証)の種類だよ。
4回戦•6回戦•8回戦とは、ラウンド数のこと。4回戦とは、4ラウンドまでの試合。4ランドまでにKO等で決着がつかない場合は、判定によって勝敗を決めるよ。
C級ボクサーとは4回戦で試合を行う選手。4勝するとB級ライセンスに切り替えられるよ。
B級ボクサーとは6回戦で試合を行う選手。2勝するとA級ライセンスに切り替えられるよ。
A級ボクサーとは8回戦以上で試合を行う選手。8回戦で1勝すると10回戦、12回戦(12回戦が、一番長いラウンドの試合)での試合ができるようになるよ。
日本タイトルマッチは10回戦、東洋太平洋(アジア、オセアニアの国々が加盟しているボクシングの団体)や世界タイトルマッチは12回戦で行われるんだ。
実力者同士の試合は、長いラウンドで行われることが多いよ。
特例で、B級ライセンス以上でデビューした選手は?
通常はC級ライセンスを取得して、4回戦でデビューするんだけど、特例でB級ライセンスを取得して、6回戦以上からデビューする選手がいるよ。
最近だと、キックボクシングの元世界チャンピオンの那須川天心選手がB級ライセンスを取得して、6回戦でデビューしたね。
B級ライセンスから取得することは可能で、JBCのホームページには、B級テストの受験資格として、アマチュアで全日本ランキング10位以内相当の実力を有する者と書かれているんだ。
ちなみに、いきなりA級ライセンスを取得した選手もいるんだ。その選手とは、ロンドンオリンピックでミドル級の金メダルを獲得した村田諒太選手。
史上初のA級プロテストが行われたんだ。
(デビューは6回戦だけど、現役の東洋太平洋チャンピオンに2ラウンドKO勝ち。村田諒太選手の話はまた別の機会に書くね。)
B級ライセンスを取得後、申請が通れば、飛び級でA級ライセンスを取得できる場合もあるよ。
これまでにA級デビューを果たした選手は9名。
このうち、現役選手は下記の3名。
- 井上尚弥選手(現WBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者。元WBC世界ライトフライ級王者。元WBO世界スーパーフライ級王者。元主要4団体世界バンタム級統一王者)
- 但馬ミツロ選手(日本ヘビー級王者。9戦9勝7KO。2023年6月から、5ヶ月連続試合に挑戦中。日本男子として最速の2戦目での日本王座獲得。)
- 堤駿斗選手(東洋太平洋フェザー級王者。3戦3勝。日本男子として最速の3戦目での東洋太平洋王座獲得。)
世界チャンピオンになった選手は下記の3名。
- ロイヤル小林選手(WBC世界ジュニアフェザー級 ※現在のスーパーバンタム級)
- 平仲明信選手(WBA世界ジュニアウェルター級 ※現在のスーパーフェザー級)
- 井上尚弥選手
堤駿斗選手に次ぐ、A級デビューのボクサーは誰になるだろう…。
記録とも深い結びつきがあるA級デビューボクサーからは目が離せないね。
デビュー戦から注目してみてね!
まとめ
今回はここまで。
A級•B級•C級ライセンス、⚪︎回戦については下記の通り。
ライセンスの種類 | 試合ができるラウンド数 (回戦=ラウンド) | 備考 |
C級 | 4回戦 | 4勝でB級へ。 |
B級 | 6回戦 | 2勝でA級へ。 |
A級 | 8•10•12回戦 | 8回戦で1勝すると、10•12回戦での試合が可能。 日本タイトルマッチは10回戦、東洋太平洋や世界タイトルマッチは12回戦で行われる。 |
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では!
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